昨日、3月29日の鎌倉。 どこもかしこも桜が目覚め始めており、街全体が淡いピンク色に包まれていました。
とは言っても有名な観光スポットはどこも人、人、人……。 「ゆっくり写真を撮るのは難しいかな」と思いながら江ノ電沿いを江の島から鎌倉方面に散歩していると、見つけたのが極楽寺です。
境内に入ると、海沿いの喧騒が嘘のように静かな空気が流れていました。 そこで出会ったのが、参道の両脇からせり出すような、見事な「桜のトンネル」です。
プロのような難しいテクニックは持っていませんが、 「この奥行きのある景色を、そのまま残したい」 そんな初心者の僕なりに、工夫して切り取ってみた1枚をご紹介します。

視線が吸い込まれる「奥行き」の不思議
僕が極楽寺で足を止めた一番の理由が、参道の両脇に生える桜の近さが閉塞感があって吸い込まれるような気がしたからです。
撮影の前にお参りをするのが僕のポリシーですが、こんな素敵なトンネルを通れるなら何度参りだって出来てしまいそうです。
そんな気持ちを写真に残すために、参道の真ん中に立って、なるべく左右に多くの桜が移るように撮影することで、奥行き感を持たせて吸い込まれるような写真になるよう意識してみました。
プロの方やベテランの方の写真を見ても、こういった構図はよく紹介されているのを見ますが、実際に自分で撮ってみると僕のように奥行きを見せたい写真には一番いい撮り方なんだなと実感できました。
レタッチは「やりすぎない」のが僕のルール
さて、いつものようにLoghtroomを使用してレタッチをしてみたわけなのですが、まずはレタッチ前の写真をご覧ください。

せっかく春の優しい光とともに鮮やかな薄ピンクの桜が見られたのに、写真だとどこか物足りない…
てことで、全体的に露光量を上げつつ明瞭度を下げることで優しくふんわりした雰囲気を再現してみました。
あとは彩度も少し上げていますが、やりすぎて不自然にしたくないので、自然な彩度になるようやりすぎないこと、自分が見た景色を再現させることを一番意識しています。
鎌倉の春を歩いてみて
撮影日の3/29時点は、まだ桜が満開はなっていませんでしたが、前日までの雨のおかげで雲一つない青空の中近づいてきた春を肌で感じることができました。
そして、僕のモットーである「上手な写真よりいい写真」の通り、今回の散歩の目的も「うまく撮ること」よりも「その場の空気を感じ、その一瞬を残すこと」とすることで、自分らしく楽しい写真が撮影できました。
ちなみに今回の写真は、Canon EOS Kiss X5と、単焦点レンズのEF50mm F1.8 STMで撮りました。 どちらも中古で手に入りやすい古い機材ですが、初心者の僕には十分すぎるほど綺麗に写ってくれます。 機材の詳細については、また別の記事でじっくり紹介しますね。
最後に、こちらの記事を読んでくれた皆さんも、自分だけのこだわりを持ちながら、お気に入りのスポットを探してみてください!


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